理事長所信

(社)加西青年会議所

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   社団法人 加西青年会議所
2007年度 第40代 理事長 柏原正義
社団法人 加西青年会議所
2007年度
理事長所信
 
スローガン
 
 共鳴・共感(レゾナンス) 
〜 貴方色(まちづくりびといろ)に染めてくださる? 〜
 
基 本 理 念
 
幸福は与えられるものではない、選択するものである。
今日をあきらめない。明日をあきらめない。
 

基 本 方 針

 
一、 大切な事象は身近にころがっている。アンテナを研ぎ澄ませ。
一、 フィールドワーク(現場主義)
モチベーションをあげるためには、口先の言葉だけでなく、仲間と共に行動、切磋する事が重要。
一、 キュートでチャーミングなアイディアをコラージュ(ハイブリッド感覚で)してエヴァーグリーンな物語を紡ぐ。
 
はじめに

社団法人加西青年会議所は1968年、全国で388番目のLOMとして創立されました。
以来、諸先輩方により時代を、また次代を見据えた積極的な活動を展開してきました。その結果今日、地域に密着し、地域に根ざしたまちづくり団体として評価して頂けるようになって参りました。
しかし近年、「地域(ここ)は何をやっても良くなっていかない」という閉塞感が満ちている様に感じる、市民、JCメンバーが多いと思います。

品格のある大人(ひと)、常識ある大人(ひと)にたちかえる

昔から、変な事、恥ずかしい事、道理の通らない事を言う人、やる人はいましたが、極々少数でした。
最近そんな人が、液晶パネルの中や身近に増えてきていると実感するとともに、多種多様なコミュニティーの中での意思決定の際、明らかに歪な影響を及ぼす存在にまで増えてきています。
自分勝手でわがままな行動をする事は自由だという、おかしな風潮が満ち満ちています。
またそれをなだめる事がしにくい雰囲気、空気があります。
なぜそうなってしまったのでしょうか?
以前私たちは、聖職者といわれた僧侶、学校の先生や警察官を尊敬していました。
我々が祀り上げていた部分もあると思いますが、しかし多くの方々はその思いに応えるべく努力し、お互いに高めあうサイクル、下地が確かにありました。
またそれぞれが、意地や誇り、責任をもっておられました。
そのうえ色々な形でお手本を示してくれる「大人」が地域、町、村を正しく導こうという思いやりが機能していました。
父権の失墜は、聖職者のそれと共に、見逃せない実情だと考えます。
母親は、何があろうと父の威厳を守る役割を担うべき存在であり、父は何があろうとその想いに応えるべく努力をし、存在感を誇示する「父」でなければならないのです。
また親、先祖を敬うという人間としての尊厳がありました。
しかし今、当たり前の事が当たり前でなくなっている社会。
個人主義がとち狂って、センターポイントがずれています。
ある人は中流意識にしがみつこうとする事、ある人は経済的な見た目の華やかさを維持する事、またある人は負け組にならない事と引き換えに、自尊心が失われてきています。
本当のトラディショナルな格好良さをみせつけたり、フェアーな勝ち負けの価値観、それぞれがもつ等身大の価値、そして先人より引き継がれてきた価値に自信を持ち、育んでいこうではありませんか。

「無責任時代」 からの脱却 

武士は食わねど高楊枝。

日本人は昔から、おくゆかしさという伝統的な気質を引き継いできました。
欧米から見ると、何を考えているかわからない様に映るのかもしれません。
この国の美しい言葉、美しい所作、立ち居振る舞いは、古臭く面倒臭いものに成り下がっていくのでしょうか?
いや、そうさせてはいけません。武士道は今も生きています。
愛国心を単純な物言いをすれば、自分の家族を愛すること、つまり自分を愛する事につながっています。迷子にならないように、「貴方は大切な存在だよ」「真剣に生きていることが価値のある事なんだ」ということを伝えてくれる、そんな人達が寄り添う居場所を、またそんなきっかけの一端を担えれば幸せです。
そんな中で育まれてきた人達が、きちんと責任が取れるひと、心意気のあるひとに変身(心)して欲しいと思います。

躾のできたこどもづくり。躾のできるおとなづくり。

我々の青年会議所はもっと理想・夢を語り実践する団体であるべきです。
プロデューサー、アーティスト・表現者たれ。正夢に!

種をまく人になろう 

本当に満足いく結果を見届けるには時間がかかります。
結果を出す事を焦らず、実のある事をしていきましょう。
時代の速さは、情報を共有する量と質の飛躍的向上が要因だと考えますが、そんな中で「考え続けるという力」「本物を嗅ぎとる力」をつけていきたいと強く思います。
いかに異他者と付き合っていくか、苦手なことを味方につけるか、そんな魔法を習慣に出来れば素晴らしいと思いませんか?
数だけが力ではありませんが、色んな仲間がいて欲しい。そしてそんな仲間の職人技を見てみたいと願うと共に、それを惜しげもなく見せつけて欲しいと思います。
それはパフォーマンスではなく、知恵を使ってしっかり行動する事。
今、そして未来へと継続していく事が必要です。
「所詮、JC?まちづくり?仕事じゃないし・・・云々」じゃ無く、自分をさらけ出し、「とっておきのひとつ」を変えるために行動しよう!
その為には、お互い対等でなくては協働できません。パートナーシップの構築が不可欠です。
来年、(社)加西青年会議所は創立40周年を迎えます。節目とは単なる通過点でなく、「時代の鏡」の前で髪を直したり口の周りに何かついていないか確認したり、自分たちの足元を見つめ踏み固め、轍を整え、周りを見渡し、先人に感謝する、そんなタイミングだと考えます。
後進のために最大限の贈り物をいつも用意したいものです。


おわりに

私たちの先祖は海からやって来ました。
月の恵で波が起こり、生命の息吹がそこから生まれ、陸に追いやられるように辿り着きました。
人間が知能を持ち、何かを話したり伝えたり表現したり、それに反応したり共鳴したり影響を受けたり、色んな波(ウェーブ)の恩恵を受け続けています。
波と波がぶつかり合って波が消える。はたまたぶつかり合って高い波になる。
人間同士も同じだと思います。
高め合える関係と消し合う関係。1+1が2以上いや相対性理論のように爆発的なエネルギーになる可能性をも秘めているんじゃないかな・・・そんな奇跡は、努力をし続ける者達の上にしか舞い降りてこない。
相手から無防備に受け入れてもらう事ほど難しい事は無いと思いますが、狂おしいほどの情熱を持ち続け、行動し続け、まちの人たちにこう言わしめるほどに。


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