八幡浜市で訪れてみたい神社をピックアップしてみました。
梅之堂
平安時代に作られ、3体の仏像は国指定重要文化財です。阿弥陀如来像はヒノキでできていて、漆箔・定印を結んでいます。
1683年像の修復のために1度他の土地に移動しましたが、1872年に梅之堂に戻ってきました。
元々五尊仏でしたが、地蔵・竜樹菩薩の2体が奈良国立博物館に所蔵になっています。
現在の梅之堂は昭和30年ごろ建設されましたが、三尊仏の返還に貢献した左氏珠山の石碑が建っています。
徳島の総鎮守八幡神社
八幡さまを奉納している神社は、45,000社ですが全国で4番目に古いです。
神功皇后は妊娠中に戦に赴いたことから、安産・子育てにご利益があると言われています。
武家である清和源氏・桓武平氏から、武運の神・弓矢八幡として崇敬を集めたので勝利の神とされました。
同時に人の運気や運勢を強め災いごとを無くし、良い運に導いてくれるので厄除けの後利益でも有名です。
誉田天皇の御代に、世の中を平和に治めたので文化興隆の神様と呼ばれました。
三島神社
三島神社は、神亀元年(724年)に建立されました。
金幣を載せた亀が、泳いで浜に現れ森の中に移動したことから同じ場所に社を造り祀られました。
昔から神亀が現れると幸運が訪れると言われ、元号も神亀と名付けられたのです。
二重門は美しい彫刻で飾られて、市指定有形文化財のひとつです。
1月1日は、歳旦祭が開催され、新年の無事と平安を祈願します。
2月に行われる祈年祭は、五穀豊穣と国家の繁栄を祈ります。
4月には春例大祭、7月には夏越祭を開催。
10月には神幸祭があり、練り物が参加します。
1月に行われる新嘗祭は、収穫を祈るのが有名です。
・龍潭寺
龍潭寺は重厚な雰囲気を持ち、京都の禅寺・臨済宗妙心寺派の系統に属しています。
宇和島藩の大名用として建てられた本堂は、外装・内装ともに煌びやか。
禅堂は、質素な造りや生活を、重視しています。
人々とのつながりを大切にしているので、地域の住民に人気です。
龍潭寺は最初は川之石雨井にあり、海蔵寺という名前でした。
寛文2年に基礎を作りましたが、大雨による災害で埋没。
その際に今の場所にお堂を建設し、龍潭寺と名づけられました。
現在の本堂は安政2年に建て直し、あとから改装を重ねています。